
年齢を重ねるごとに体型の変化は避けられないもの。
でも、だからといっておしゃれを諦める必要はありません。
むしろ、落ち着きや経験からくる“イケオジ”の魅力を最大限に引き出すファッションこそ、大人の男の楽しみ。
この記事では、太め体型の方でもスタイリッシュに見せるためのイケオジ ファッション術をご紹介します。
1.イケオジ ファッションの基本3原則
サイズ感は“ジャスト”を意識
ダボダボすぎてもピチピチすぎてもNG。
身体に合ったジャストサイズを選ぶことで、清潔感とスタイルの良さが引き立ちます。
清潔感を忘れない
シワのない服、汗ジミのないトップス、整った髪型といった“清潔感”は第一印象を左右します。
体型以上に見た目の印象を左右する要素なので最重視しましょう。
小物で差をつける
シンプルな服装でも、時計や帽子、サングラスなどの小物を効果的に使うことで、一気に垢抜けた印象に。
上質で主張しすぎないデザインを選ぶのがコツです。
2.太め体型を活かすアイテム選び

太め体型は「カバーするもの」ではなく、「活かすべき個性」。
50代の男性が持つ包容力や安心感は、スリム体型にはない魅力の源です。
だからこそ、服選びでは“隠す”のではなく“整える”意識が重要です。
✅1. 「サイズ感」で清潔感を演出
- オーバーサイズすぎる服は逆効果。だらしなく見える
- ピタピタもNG。程よい余裕がある「ジャストフィット」が基本
- 特に「肩幅」と「袖丈」の合ったシャツは好印象を与える
✅2. 「直線的なライン」でスッキリ見せる
- ジャケットやカーディガンは「肩落ちしない」ものを選ぶ
- スラックスやチノパンはテーパードシルエットがベスト
(裾に向かって細くなるラインで脚全体を引き締めて見せる)
✅3. 「縦のライン」を意識して着こなす
- シャツを羽織るように着て「Iライン」を作る
- ストライプ柄やジレ(ベスト)も視線を縦に誘導して◎
- パンツインせず裾を出すとお腹まわりの印象も緩和
✅4. 「素材」で着心地と見た目を両立
- 薄すぎる素材は体のラインが出やすく、逆に太って見える
- リネンや厚みのあるコットンなど、ハリ感のある素材がベター
- 吸湿性の高い素材で汗ジミ・ムレも回避できて一石二鳥
✅5. 「色」で立体感と軽さを演出
- モノトーンよりもアースカラーやネイビー系が柔らかく上品
- 濃い色は下半身に、明るい色は上半身に使うとバランス良し
- ワントーンコーデでつなげると縦長に見える
太め体型のイケオジには、「重厚感」や「頼もしさ」といった魅力があります。
それを引き立てるファッションを意識することで、“上品で清潔感のある大人の男”という印象を自然と与えられるのです。
3.NGコーデ例とその理由

- ピチピチTシャツやスキニーパンツ:体型を強調しすぎて逆効果。
- 派手すぎる柄や原色:視線が集中して太って見えやすくなる。
- 大きすぎる服で隠そうとする:かえってだらしない印象を与え、逆効果になることも。
4.太め体型イケオジのための夏コーディネート例
太め体型のイケオジが夏をおしゃれに快適に過ごすには、「体型を隠す」ではなく「全体のバランスを整える」ことがカギ。
涼しさ・動きやすさ・品の良さを兼ね備えたコーディネートを意識することで、暑い季節でもスタイリッシュに見せることができます。
コーディネート例①:開襟シャツ×ワイドチノパン

- トップス: リネン素材の開襟シャツ(ベージュやネイビーなど落ち着いた色)
- ボトムス: ストレート〜ワイドめのチノパン(アンクル丈)
- 靴: レザーサンダルまたはローファー
- ポイント: 首元をすっきり見せる開襟シャツで視線を上に。
リネン素材は通気性も良く快適。
ワイドパンツで下半身を自然にカバーしつつ、抜け感を演出します。
コーディネート例②:モノトーンTシャツ×テーパードパンツ

- トップス: 無地の黒or白Tシャツ(やや厚手、ゆるめサイズ)
- ボトムス: テーパードシルエットのパンツ(ストレッチ素材)
- 靴: 白スニーカー
- 小物: シンプルな腕時計+キャップ
- ポイント: モノトーンでまとめることで清潔感と大人の落ち着きを演出。
Tシャツのサイズ感に注意し、パンツで全体のバランスを整えましょう。
5.まとめ
太め体型だからといって、おしゃれを諦める必要は一切ありません。
大切なのは「清潔感」「サイズ感」「小物の使い方」。
この3つを押さえるだけで、誰でも“イケオジ”ファッションを楽しめます。
自分らしいスタイルで、夏をもっと自由に、かっこよく過ごしてみませんか?